COLUMN
健康サポート通信

main_img02.png

食とメンタルヘルス#3【午後の眠気にサヨナラ!心と脳をすっきり保つランチ術】

今回は、多くのビジネスパーソンが頭を悩ませる「ランチ後の猛烈な眠気」や「午後に向けてメンタルを整える」がテーマです。パソコンに向かいながら激しい睡魔と闘った経験は誰にでもあるはずです。「お腹がいっぱいになったから自然なこと」とあきらめていませんか。

眠くなりにくい「脳をすっきり保つ」賢いランチとは?

午後に脳をすっきり保つためのキーワードは、「血糖値をゆるやかに上げる食事」です。栄養学に深入りせず、明日から選べる簡単な3つのコツをご紹介します。

  1. 「炭水化物のみの単品」ではなく「定食スタイル」を選ぶ

    炭水化物のみだと、ブドウ糖の吸収を遅らせるブレーキ役(食物繊維やタンパク質)が不足です。

  2. 食べる順番「ベジタブルファースト」

    野菜に含まれる食物繊維を先に摂ると、食べ物が胃の中に長くとどまりブドウ糖の吸収もスピード ダウンします。「腹持ちが良くなる(満腹感が続く)」というメリットもあります。

  3. 「早食い」しない

    同じカロリー・同じ内容の食事であっても、早食いをしたグループの方が食後の血糖値が高くな ることが数多くの比較研究で示されています

メンタルを安定させる「心をすっきり保つ」ランチ時の行動術

午後のメンタル状態には「何を食べるか」と同じぐらい「どう食べるか」が影響します。次は、ランチ タイムを「疲れた心を休ませるリセットの時間」にする簡単なコツをご紹介します。

  1. 「スマホ・PCを見ながら」の食事をやめてみる

    目の前の食事に意識を向けて、脳の疲労を解消させることが必要です。デジタルデトックスで、 「心の余白」を作りましょう。

  2. 五感を使って「味わう」ことに集中する

    今の感覚に集中することは、心理学ではマインドフルネスと呼ばれ、ストレスを和らげる効果が あるとされています。「マインドフル・イーティング(食べる瞑想)」にトライしましょう。

毎日のランチの「食べ方」と「過ごし方」を少し工夫するだけで、午後のすっきり感が変わります。無理のない範囲で、コツを取り入れたランチタイムを過ごしてください。


山本 久美

公認心理師 山本 久美


資格

公認心理師(ストレスチェック実施者資格有)、産業カウンセラー、2級キャリアコンサルタント技能士

略歴

働く人を対象とする産業保健分野が専門領域。
大手技術者派遣グループの人事部門で管理職としてマネジメントに携わる中、メンタルヘルス体制の構築・復職支援・社内教育などの実務を約20年経験。
現在は、公認心理師として、各種研修講師やカウンセリング、セクハラ相談の他、人事部門に対するストレスチェック結果の活用法などを提案するコンサルタント業務を行っている。
一般財団法人日本健康文化振興会の他、様々な業種の法人・個人からの依頼にも対応。
HP:http://happy-hearts.jp/