COLUMN
健康サポート通信

Let's健康デザイン

Vol.1運動不足解消のコツは普段の生活にあり!

私たちは、成長期を過ぎますと、歳を重ねるごとに基礎代謝(生命を維持するために消費される必要最低限のエネルギー)が低下していきます。
その大きな原因は筋肉量の減少によるもの。筋肉が減ることで心肺機能・生理機能の低下、脂肪蓄積、体重増加など身体には様々な変化が起こり始めます。やがて生活習慣病発症の大きな要因にもなるのです。

さらに歩けなくなるかもしれない症候群といわれるロコモティブシンドロームや認知症は、突然発症するものではなく発症するまでの生活習慣が大きく関わっているのです。

運動というと、休みを利用してジョギングをしたり、ジムに通ったりを思い浮かべる方が多いと思います。その前に日常の動きに注目してみてください。日常的にあまり動いていないと感じたなら、少しずつ活動量アップをはかることが先決なのです。

「そうはいっても運動できる場所もないし、どうやって活動量アップすればいいのかわからない・・」
大丈夫です!1日いかに動きを増やすかを考えてみると思いのほかたくさんありますよ。

まずはその前に動くことの意識を変えることからスタートです。
さて、それはどんな意識でしょう?

「知らなかった」を追求運動不足解消は、日常生活の活動量アップでOK!
運動のための時間をつくらなくても日常生活の中で筋トレができます。
皆さんの周りには、無料のトレーニングマシーンがたくさんあるのです。
少し意識を変えて、筋肉維持、脂肪燃焼・・・健康づくりをしていきましょう!

通勤時のエスカレーター、会社でのエレベーターを待つ習慣になっていませんか?
階段は面倒くさいと思ったり、急ぐからとか、無駄だとか、不便だとか思ったら利用できません。

つい疲れるから・ラクをしたいからと空いてる席を探してはいませんか?
立つだけでもエネルギーは消費されます。

ロボット掃除機ではなく、フローリングは全身を使ってこまめに雑巾がけ
お風呂掃除もこまめにスポンジでごしごし

日常の動きを増やすことを「運動」ととらえましょう。
普段からの心がけで活動量は増やすことができます。
他の人より多く動いて、運動量UP!を心がけましょう

村山 恵津子

保健師 村山 恵津子

(一財)日本健康文化振興会

資格
看護師、保健師、養護教諭 第1種衛生管理者
略歴
防衛医科大学校高等看護学院(現:防衛医科大学校看護学科)卒業
群馬県立福祉大学校保健師学科(現:群馬県立県民健康科学大学看護学部)卒業
東京証券健康保険組合健康管理課入社、産業保健師として活動
その後自治体の保健師としての活動を経て、再び産業保健の分野で事業所の保健指導・健康教室・講演を行う
現在は一般財団法人日本健康文化振興会にて、健康診断後のフォローを含め、全般の保健指導に携わる一方、講演活動にも従事
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